KDDI株式会社
KDDI株式会社は、「au」ブランドを中心とした携帯電話事業などを手掛ける日本の電気通信事業者です。ブランドスローガンは「Tomorrow, Together」誰かが作る未来ではなくみんなで作る未来のほうがワクワクする。KDDIはそう信じています。
https://www.kddi.com/
海外に拠点をもつパートナー企業と直接コミュニケーションを行っており、齟齬のない円滑なコミュニケーションを行うことが出来る社員を育成するために英語研修を導入しました。
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導入の背景
KDDIの有線/無線の通信サービスの品質と安定利用を支えている部署で、24時間365日、国内のさまざまな通信ネットワークの建設と保守を行っています。
海外に拠点をもつパートナー企業と直接コミュニケーションを行う機会が増えてきたことから、社員の英語力を向上させ、通信に特化した専門用語を用いて齟齬のない円滑な英語でのコミュニケーションを図るため、施策をスタートさせました。 -
イーオン導入
のポイントKDDIのグループ会社であるイーオンならではの、お互いの事業への理解の深さや意思疎通の取りやすさがポイントでした。カリキュラムは共同で設計を行っており、通信業界に特化した語彙や事例を取り上げて、より実践的な英語を身に付けることができるように工夫されています。
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導入の成果
毎月一人一人が個別フィードバックを受け、それをグループレッスンならではの仲間と共有する環境が生まれたことで、自身のスキルアップの状況を知り、互いにフォローしながら学習に取り組む姿勢が見られました。また通信業界にカスタマイズした内容のため、業務に近いシチュエーションでのやり取りが身につき、実践力が向上しました。
導入内容
- 導入タイプレベル別ビジネス英会話研修(講師派遣型)
- 研修内容実際の業務に即したカスタマイズカリキュラム
他、ミーティング・ネゴシエーション、Eメール、プレゼンテーション、ディスカッション、ベーシックトレーニング、業務に即したダイアローグを用いたロールプレイ等 - 期間・回数週2回6ヵ月
少人数制のレベル別オンラインレッスン
実施した英語力強化施策をご紹介します。
目的:
専門用語を用いた英語力の向上
ゴール:
専門分野のビジネス英語を身につけること
取組み:
1.実業務シーンを模擬した英語学習プログラム
2.受講者のスキル別教材をカスタマイズ
3.評価アセスメント
工夫点:
長い期間を受講者が完走できるようサポートするためには、受講のマインドセットと、受講者同士の一体感醸成が必要ととらえ、研修開始前にセミナーを開催しました。これは英語に対して苦手意識を持つ受講者にも、どうして英語を学ぶ必要があるのかという点にいて納得感を得てから学習をスタートしてもらうためです。
事前セミナーでは、研修の概要説明に加え、研修のオーナーである部門の本部長や海外勤務経験のある部門長から、自身の語学経験のエピソードを交えながら受講者へ期待している内容についてメッセージを伝えることで、受講者の学習意欲を高められるように工夫しました。
更に研修開始後も、モチベーション維持を意識した各種施策や声掛けを継続して行い、研修終盤には、グループレッスンの受講率に低下の兆候が見られたため、学習にメリハリを付けるためのイベントも開催しました。普段はオンラインでしか会うことのないネイティブ講師と実際に顔を合わせての対面レッスン、そして、受講者が講師を英語で案内するオフィスツアーを開催しました。このようないわゆる「オフ会イベント」を行った結果、グループレッスンの受講率上昇やメンバー同士の研修に関する会話の盛り上がりが確認でき、企画者として確かな手応えを感じることができました。
英語研修の取り組みは始まったばかりでまだ終了しておりませんが、現時点で想定以上の効果が出ていると感じています。